LINE やカカオの ID、アドレス交換の安全性

出会アプリで LINE やカカオの ID やメールアドレスなどの連絡先を交換して安全に出会えるか?送信した LINE ID やアドレスが悪用される危険性はないか?危険な目に遭わないために LINE やカカオの ID を相手に教える際の注意点などについて詳しく解説しています。

LINE やカカオ、アドレス交換の危険性はほとんどない

出会い系アプリで知り合った相手と待ち合わせをして実際に出会う際には、事前に LINE やカカオの ID、メールアドレスなどの連絡先を交換することが多いですが、出会い系で知らない相手に LINE やカカオの ID、メールアドレスを教えることに不安を感じる人や危険性があるのでは?と考える人がいることもたしかです。

しかし、結論から言うと、出会い系アプリで連絡先を交換することには危険性はほとんどないと言っても過言ではありません。

出会い系アプリには、サクラ出会い系の迷惑メールを配信する業者や、サクラ出会い系に登録させることを目的とした LINE 誘導の業者などがいます。悪質業者相手に LINE やカカオの ID、メールアドレスを教えると迷惑メールの送信先として悪用されるリスクがあることは否定できませんが、LINE やカカオの場合はブロックしてしまえば済むことですし、メールアドレスの場合は受信拒否または無視すれば被害に遭うことはないので実害はほとんどなく、危険性はないと言えるためです。

連絡先交換の危険性は交換する相手による

出会い系アプリで LINE やカカオの ID、メールアドレスを交換する危険性は、連絡先を交換すること自体ではなく、どんな相手と連絡先を交換するかによって大きく変わってきます。

  1. 一般の女性ユーザーであれば安全
  2. 相手が援デリ業者の場合は連絡先を交換するのは危険

一般の女性ユーザーであれば安全

当たり前と言えば当たり前ですが、連絡先を交換する相手が一般の女性ユーザーであれば、出会い系アプリで LINE やカカオの ID、メールアドレスを交換する危険性はまったくありません。安全です。LINE やカカオ、直メールに移行してやり取りして安全に出会えます。

相手が援デリ業者の場合は連絡先を交換するのは危険

しかし、連絡先を交換する相手が援デリ業者の場合は、出会い系アプリで LINE やカカオ、メールアドレスを交換する危険性が一気に高くなります。

出会い系アプリで客となる男性を募り、違法な買売春を斡旋する援デリ業者はこれまで、連絡先を交換せずに待ち合わせの約束をし出会うというやり方をすることが多かったですが、最近では、援デリ業者に対する取り締まりを回避するために、早めにラインやカカオ、直メに移行するようになってきています。

ホテル代と別に2万円などの条件に関するやり取りをする前にラインや直メに移行する女性ユーザーは、男性ユーザーからすると一般の女性と勘違いしてしまいやすく、ラインや直メで条件の話をされても割り切り目的の一般女性と誤解し、言われるがままに待ち合わせの約束をして会ってしまう人が圧倒的に多いのです。

そして、待ち合わせ場所に行き援デリ業者の派遣する女性と出会ってお金を半ば騙し取られるなどしてはじめて、自分が被害に遭ったことに気づくわけです。

LINE 交換できても会うかどうかは慎重に見極める

つまり、出会い系アプリで LINE やカカオの ID、メールアドレスを交換する危険性の本質は、交換する行為そのものではなく、相手が援デリ業者か否かという点にあるのです。

その危険性を回避するためには、連絡先の交換が成立したから出会えると安易に考えて会う約束をするのではなく、相手が本当に一般の女性かをしっかりと見極めることが欠かせません。

具体的には、会うのと引き換えに金銭を要求してくる女性の誘いには乗らないことで危険性を回避することができます。

出会い系アプリで連絡先を交換して、ラインや直メールに移行できると、一般の女性と安全に出会えるものと考える人が多いですが、そこには援デリ業者に騙される危険性が潜んでいることを理解して、しっかりと相手を見極めて安全性を確保するよう努めましょう。

LINE やカカオの ID を交換する際の注意点

出会い系アプリで LINE やカカオの ID を交換するのは、相手が援デリ業者でない限りは基本的に安全ですが、LINE やカカオ の ID を本名・フルネームで設定している人は注意が必要です。

LINE やカカオ の ID を本名・フルネームで設定している場合は、Facebook などの SNS アカウントや勤務先の会社などが特定されてしまう危険性があります。僕も気づいていなかったのですが、個人的に出会い系攻略の参考にさせていただいている“出会い系ハメ撮り体験談の権威”ことバード貴族さんの以下の記事を読んで盲点だったとハッとしました。

LINEのID教えるときに絶対に気をつけるたったひとつのポイント

【出会い系サイトの体験談と評価】出会い系、会えるってよ(2016年1月29日)

僕が危険だと感じたポイントは、LINEの名前を本名フルネームで設定していることです。

LINE以外にもFacebook、Twitterのアカウントを持っていて利用している人は多いと思います。
これだけインターネット、SNS全盛の時代なのに、出会い系に本名フルネームを晒してみてください。
検索されてすぐに特定されてしまいますよ。

~ 中略 ~

結果として3人の女性とLINE交換ができたんですが、そのうちの2人は本名フルネームでした。

試しにFacebookで検索してみたところ、どちらもバッチリ出てきたんです。

※引用元

バード貴族さんの体験談にある通り、LINE ID を本名にしていると、身バレしてしまう危険があるので、出会い系で LINE 交換する場合はくれぐれも事前に本名で登録していないか改めて確認してから交換するようにしましょう。

出会い系での出会いは何がトラブルの要因になるか分かりません。やり取りをして会った後に関係がこじれてしまいトラブルに発展する可能性もゼロとは言えません。連絡先を教えた相手にしつこく付きまとわれたり、連絡先を教えた相手がマルチ商法の悪徳業者だった場合、しつこく勧誘され続けるなどの被害に遭う危険性もあります。

そういった危険性を回避するためにも、引用元の記事にもある通り、LINE やカカオのアカウントは本名・フルネームではなく、下の名前だけかニックネームを設定することを強くおすすめします。

残念ながら、出会い系アプリのユーザーは善意に満ちた良い人ばかりではありません。中には、相手を食い物にする悪意を持った危険な人物も少なからずいます。連絡先を交換する相手が一般のユーザーでも、アカウントに本名を設定していると、そのことが思わぬトラブルを招く遠因となる可能性もあるので細心の注意を払うことが大切です。